2012年12月24日月曜日

Ⅱ号戦車(ドイツ軍軽戦車)

情報元:Wikipedia(Ⅱ号戦車)

II号戦車(にごうせんしゃ、Panzerkampfwagen II)は、ドイツで作られた軽戦車である。

a~c型、A~C型、F型に至る標準型と、砲塔は共通だが車体は全く別設計のD、E型、さらに(コンセプト上の)発展型で、これも別設計のG型以降の各タイプがある。 標準型II号戦車は、訓練及び戦車生産技術の習得用に開発された軽戦車であり、MAN 社及びダイムラー・ベンツ社、ヘンシェル社、ヴェクマン社、アルケット社、FAMO社、MIAG社によって生産された。主力戦車であるIII号戦車、IV号戦車の数が揃うまでの繋ぎとして、非力なI号戦車に代わって、ある程度の実戦能力を付与されたものである。試作型は1935年に完成し、1936年から増加試作型が数十輌作られ、翌年からA型が本格的に量産に入った。本車も I 号戦車同様に農業用トラクター(独:Landwirtschaftlicher Schlepper, 略号:LaS) の名目で開発されている。
I 号戦車の武装がMG13 7.92mm機関銃であるのに対し、II号戦車はKwK30 20mm(機関砲)に強化されている。a、b型では小転輪を2輪ずつリーフスプリング式サスペンションボギーで支え、さらにそのボギー軸をガーダービームで繋いだ形式であったが、c型では転輪一つごとに独立してリーフスプリング付きアームで支える形式となり、これが以降の型の標準となった。後にはこのシャーシを用いて様々な自走砲が造られた。